・かぶ：小2個(140g)
・トマト：1個(140g)
・白菜：1～2枚(100g)
・れんこん：80g
・にんじん：80g
・ねぎ(太めのもの)：80g
・ブロッコリー：60g
・コリアンダー(粒)：20粒
・レモン汁：適宜
・塩
・黒こしょう(粗びき)
・オリーブオイル

① かぶは茎と皮を残したまま縦半分に切り、根元の汚れをきれいに落とします。白菜は軸と葉に分け、それぞれ食べやすい大きさに切ります。れんこんは一口大の乱切り、にんじんは1.5cmの厚さに輪切りにします。ねぎは長さを4～6等分に切り、横に数か所切り目を入れて火が通りやすくします。ブロッコリーは小房に分けて準備します。

② ①の野菜をボウルに入れ、冷水に浸して約10分ほど置きます。こうすることで野菜がシャキッとし、仕上がりの食感がよくなります。

③ トマトはヘタ側とは反対の面に十字の切り目を入れて湯むきし、一口大のくし形に切ります。皮をむくことで口当たりが滑らかになります。

④ ②の野菜の水気を軽く切り、ブロッコリーと白菜の葉を取り分けます。残りの野菜をフライパンに入れ、塩小さじ1/3、コリアンダー、黒こしょうを適量ふりかけ、オリーブオイル15g（大さじ1強）を回しかけます。

⑤ フライパンにふたをして強めの中火にかけ、蒸気が立ったら火を弱め、中火で10分ほど蒸し煮にします。ブロッコリーと白菜の葉を加え、さらに8分ほど蒸し煮にして火を止めます。

⑥ 最後にトマトと塩少々を加え、ふたをして5分ほど蒸らします。器に盛り付け、好みでレモン汁やオリーブオイルをかければ、彩り豊かで風味も豊かな蒸し野菜の完成です。

「いろいろ野菜の蒸し煮」は、手順を押さえれば初心者でも簡単に彩り豊かな一皿に仕上げられます。野菜は切った後に冷水に浸しておくことで、水分を吸収してシャキッとした状態に戻すことができます。このひと手間を加えるだけで、蒸し煮する際に野菜自身の水分だけでふっくらと仕上がり、味や食感を損なわずに調理できます。

蒸し煮の際は、フライパンや鍋に入れる順番を工夫すると火の通りが均一になります。火の通りにくい根菜類から先に入れ、火が通りやすい葉物やブロッコリーなどは後から加えると、すべての野菜が程よい柔らかさに仕上がります。さらに、最後にトマトや塩少々を加えて蒸らすことで、野菜の甘みや旨みが引き立ちます。

仕上げにオリーブオイルやレモン汁をかけると、風味が増して食欲をそそる一皿になります。この方法を意識することで、初心者でも野菜の自然な味を活かしたヘルシーな蒸し煮が作れます。

今回はいろいろ野菜の蒸し煮を紹介しました。

頑張れば初心者でも作れますし、一生の財産になる名レシピですので是非チャレンジしてみてください。



■是非読んでおくべき必読記事