・里芋：300g
・海苔：10切(12～14枚)
・ゴマ油：大さじ1
・めんつゆ(3倍濃縮)：大さじ1
・水：大さじ1

①里芋は泥をしっかり洗い落とし、皮を残したまま1?1.5cmほどの厚さに輪切りにします。鍋に1％の塩水を用意し、里芋を入れたら落とし蓋をして約20分ほど茹でます。竹串がすっと通るくらい柔らかくなったら火を止め、熱いうちに皮をむいておきます。

②フライパンにごま油を入れる前に、下茹でした里芋の両面に油を軽くなじませておきます。こうすることで焼くときにムラが出にくく、香ばしく仕上がります。そのまま中火にかけ、両面にこんがりと焼き色をつけましょう。

③一度火を止めてから、めんつゆと水を加えます。再び中火に戻し、煮汁を絡めるように全体を炒め煮にします。煮汁が程よく煮詰まって照りが出てきたら火を止め、仕上げに海苔を巻けば完成です。ごま油の香りと甘辛い味わいが相まって、ご飯にもおつまみにもぴったりの一品です。

この「里芋の磯辺焼き」は、ちょっとしたコツを意識するだけで、料理初心者でも驚くほどおいしく仕上げられるレシピです。

まず押さえておきたいポイントは、コールドスタート（冷たい水から加熱を始めること）です。いきなり熱湯に入れるよりも、ゆっくりと温度を上げていくことで、里芋の中までじんわり火が通り、自然な甘みとねっとりした食感が引き出されます。表面だけが崩れることなく、全体がほくほくに仕上がるのがこの方法の魅力です。

また、焼くときにはごま油を使うのがおすすめです。サラダ油よりも香ばしさが際立ち、里芋のやさしい味わいを引き立ててくれます。焼き始める前に里芋にごま油を軽くなじませておくと、焼きムラが減り、外はカリッと、中はもちっとした理想的な食感に。

最後に、めんつゆや海苔を合わせる際は、火加減に注意して焦がさないようにしましょう。煮からめるときに照りが出てくれば成功です。ごま油の風味と甘辛いタレ、海苔の香りが重なって、里芋が主役の立派なおかずになります。

今回は里芋の磯辺焼きを紹介しました。

頑張れば初心者でも作れますし、一生の財産になる名レシピですので是非チャレンジしてみてください。



■是非読んでおくべき必読記事