【チキン】
・鶏むね肉：1枚(350g)
・塩コショウ：少々
・片栗粉：大さじ3～4
・油：大さじ3～4

【かけ汁】
・白だし：大さじ2
・水：大さじ4
・大根おろし：適量
・砂糖：小さじ1.5

①まな板の上にラップを広げ、その上に皮を取った鶏むね肉を置きます。さらに上からもう一枚ラップを重ね、拳で軽く叩いて均一に伸ばし、だいたい1cmほどの厚さに整えます。

②上側のラップを外し、鶏肉の両面に塩コショウをふりかけます。そのあと、両面がしっかり白くなるくらい片栗粉をまぶします。

③まだ火をつけていないフライパンに、底が薄く覆われる程度（1mmほど）の油を広げます。鶏肉を、皮があった面を下にして置き、弱めの中火にかけて7?8分ほどじっくり揚げ焼きします。色づいたら裏返し、さらに約3分焼きます。

④焼き上がったチキンは、キッチンペーパーを敷いた皿の上に油切り網を置き、その上にのせて余分な油を落とします。

⑤フライパンに残った油をペーパーで拭き取り、そこへ白だし・水・砂糖・大根おろしを加えて煮詰めます。白だしと水は「1：2」の割合にするのがポイントです。

⑥最後に、仕上げ用の煮汁をチキンにたっぷりとかければ完成です。

「鶏むね肉の揚げ出しチキン」は、ちょっとしたポイントさえ押さえれば料理に慣れていない方でも失敗しにくい一品です。特に下準備の段階でラップを上手に使うと作業がぐっと楽になります。鶏肉を触るときは、最初にかけていたラップをそのまま手代わりに使えば、直接手で触れずに済むので衛生的で、洗い物も増えません。

また、揚げ焼きしたチキンを一時的に置くためにバットを用意する必要はありません。普段使っているお皿にキッチンペーパーを敷くだけで十分代用できます。わざわざ調理道具を増やさなくても良いので、キッチンが狭い場合や片付けを楽にしたいときにも嬉しい方法です。

さらに、大根おろしは多めにすりおろしておき、小分けにしてラップで包んで冷凍しておくととても便利です。使いたい分だけすぐに取り出せるため、調理時間の短縮にもつながり、忙しい日の味方になります。解凍後も風味がしっかり残るため、揚げ出しチキンの仕上げにぴったりです。

このように、ちょっとした工夫を取り入れるだけで、初めてでもスムーズに作れる料理になります。簡単に見えて満足度の高い一皿なので、ぜひ気軽に挑戦してみてください。

今回は鶏むね肉の揚げ出しチキンを紹介しました。

頑張れば初心者でも作れますし、一生の財産になる名レシピですので是非チャレンジしてみてください。



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