【メイン】
・さわら(切り身)：大1切れ(180g)
・大根：250g
・にんじん：50g
・青ねぎ：1本(15g)

【A】
・酒：大さじ2
・水：大さじ2
・煎り酒：大さじ4
・塩
・うす口しょうゆ
・酢

■要チェック

①さわらは全体に塩をふり、10?15分ほど置いて余分な水分を出します。その後、紙タオルでやさしく水けを拭き取り、半分に切ってから一口大のそぎ切りにして準備します。

②大根とにんじんは長さ約3cmの短冊状に切り揃えます。青ねぎは斜め薄切りにして彩りを加えるために用意します。野菜は火の通りやすさを考えて同じくらいの厚さに切るのがポイントです。

③フライパンに大根とにんじんを敷き、その上にさわらを並べます。用意した【A】の調味料を順番にかけ、ふたをして中火にかけます。沸騰してから5分ほど煮るだけで、魚と野菜に味がしっかり染み込み、簡単に香り豊かな一品が完成します。

このレシピでは、煎り酒を使うことで魚料理がぐっと上品な味わいに仕上がります。煎り酒は梅干しを使った伝統的な調味料で、独特のまろやかな酸味とほのかな甘みが特徴です。魚に加えると、独特の生臭さやくせをやさしく包み込み、素材本来の旨みを引き立ててくれます。

使い方も簡単で、煮る段階や仕上げに少量加えるだけで、魚全体に梅の香りが広がり、味に深みが増します。また、煎り酒はしょうゆの代わりに使うことで塩分控えめに仕上げることもでき、素材の風味を損なわずに料理をさっぱりと楽しむことができます。特に、白身魚やさわら、たいなど、やわらかい魚との相性がよく、煮物や蒸し焼きに加えるだけで料亭のような上品な仕上がりになります。

さらに、煎り酒は少量でも香りが立ち、全体の味を引き締めるので、初心者でも簡単に料理の完成度を高められる調味料です。梅の風味と魚の旨みが調和することで、家族やゲストにも喜ばれる一皿に仕上がります。

今回はお手軽！煮なますを紹介しました。

頑張れば初心者でも作れますし、一生の財産になる名レシピですので是非チャレンジしてみてください。



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