【メイン】
・たい(切り身)：2切れ(200g)
・しめじ：50g
・にんじん：20g
・ししとうがらし：4本

【A】
・酒：大さじ2
・塩：2つまみ
・煎り酒：大さじ4
・一味おろし(大根おろし＋一味とうがらし)：適量
・細ねぎ(小口切り)：適量
・塩

■要チェック

①たいの切り身に軽く塩をふり、10?15分ほど置いて余分な水分を出します。その後、出てきた水けを紙タオルでやさしく拭き取ります。しめじは石づきを切り落として小房に分け、にんじんは約2mmの薄さに輪切りにしておきます。具材をそろえておくことで、加熱したときに火の通りが均一になります。

②オーブン用の紙を25?30cmほど広げ、中央にたい、しめじ、にんじん、ししとうがらしを半量ずつのせます。その上から【A】の調味料を半量かけ、香りづけをします。紙の手前と奥を重ねて折り込み、両端を2?3回ねじるように折ってしっかり閉じます。残りの材料も同じ手順で包みます。

③オーブンを200℃に予熱し、包んだ材料を並べて約10分間焼きます。中の蒸気でふっくらと火が通ったら、紙ごと器に盛りつけます。仕上げに煎り酒や一味おろしを添え、細ねぎを散らせば、香り豊かな包み焼きの完成です。

オーブン用の紙を使って包み焼きをするときは、両端の閉じ方が仕上がりを左右する大切なポイントです。しっかりと折り込むことで中の蒸気が逃げにくくなり、食材の水分や香りを逃さず、ふっくらとした蒸し焼き状態を保つことができます。もし折り方がゆるいと、加熱中に紙が開いて蒸気が外に漏れ、食材がパサついたり風味が損なわれてしまうこともあります。

包むときは、紙の手前と奥を重ねて中央で数回折り込み、両端をねじるようにしっかりと押さえます。見た目がかわいらしいキャンディー包みにすると、テーブルに出したときも華やかで楽しげな印象になります。オーブンから出した瞬間にふわっと立ちのぼる湯気には、旨みと香りがぎゅっと詰まっています。

この方法を覚えておけば、魚や野菜、鶏肉など、どんな食材でも簡単にやわらかく仕上げられます。調味料を少なめにしても素材の味が引き立ち、健康的な一品に。オーブン用の紙の使い方ひとつで、家庭料理の完成度がぐっと上がります。

今回は鯛の奉書焼き風を紹介しました。

頑張れば初心者でも作れますし、一生の財産になる名レシピですので是非チャレンジしてみてください。



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