・好みのきのこ(しめじ、エリンギなど)：合わせて200g
・豚肩ロース肉(薄切り/豚こま切れ肉でもよい)：100g
・ねぎ：10cm(25g)
・牛乳：カップ1
・七味とうがらし：適宜
・サラダ油
・酒
・みそ

①きのこは石づきや硬い部分を取り除き、大きめのものは食べやすいサイズに切るか、手でほぐします。ねぎは斜めに1cm幅で切り、豚肉は火が通りやすいよう一口大に切っておきます。

②鍋にサラダ油小さじ1を入れて中火で熱し、豚肉を炒めます。色が変わってきたらきのこを加えて軽く混ぜ、水1カップ、酒とみそ各大さじ1を入れ、全体になじむようにかき混ぜます。煮立ったら弱火にし、約5分煮たところでねぎを加えます。

③みそ大さじ1/2に、用意した牛乳のうち少量を加えてしっかり溶きのばし、残りの牛乳をすべて注いでなめらかに混ぜ合わせます。

④②をもう一度軽く煮立たせ、③を加えて全体を混ぜます。ひと煮立ちしたら火を止め、器に盛りつけます。仕上げに七味とうがらしを好みでふれば完成です。

「きのこたっぷりのミルク豚汁」は、一見むずかしそうに見えて、実はポイントさえ押さえれば料理初心者でも失敗しにくいメニューです。特に気をつけたいのは、味の決め手となるみその加え方と、きのこの風味をしっかり引き出す加熱のタイミングです。

この豚汁は、牛乳のやわらかいコクと、きのこから出る自然なうまみが重なり、どこかほっとする深い味わいに仕上がります。そのため、素材の良さを損なわないようにみそは一度に入れず、2回に分けて加えるのが大切な工程になります。まずは煮込みの途中で少量を溶かし、全体のベースとなる風味を整えます。仕上げにもう一度みそを加えることで、香りが飛びすぎず、ふんわりとした風味が生きたまま器に盛ることができます。

また、きのこは種類にかかわらず火を入れすぎると食感が硬くなったり風味が弱まったりするため、煮込み時間を長くしすぎないことも美味しさを保つコツです。これらのポイントを意識するだけで、家庭でも手軽に深みのある味わいのミルク豚汁を作ることができます。

今回はきのこたっぷりのミルク豚汁を紹介しました。

頑張れば初心者でも作れますし、一生の財産になる名レシピですので是非チャレンジしてみてください。



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